家の屋根にソーラーパネルを付けても節約できない?高額な費用とデメリットとは

お金の知識
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電気代の高騰を背景に、「屋根にソーラーパネルを設置すれば節約になるのでは?」と考える人は少なくありません

確かに太陽光発電は再生可能エネルギーとして注目されていますが、実際には高額な初期費用や維持管理コスト、屋根のリスクがあり、必ずしもお得とは限りません

そこで今回は、ソーラーパネルの設置費用やデメリット、シミュレーションによる収支の現実を詳しく解説します

ソーラーパネルの設置を検討している方の参考になる内容となっておりますので、ぜひ最後までお読み下さい!

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①ソーラーパネル設置にかかる費用



家庭用ソーラーパネルの導入費用は、1kWあたり25~35万円が相場です

一般的な住宅で4kWを設置すると、100~140万円前後が必要となります

さらに以下の費用も発生します

・パワーコンディショナー(10~15年で交換必要):20~30万円

◆パワーコンディショナーとは?

ソーラーパネルで発電した電気は「直流(DC)」ですが、家庭で使えるのは「交流(AC)」です

この変換を行い、電圧や周波数を安定させてくれるのがパワーコンディショナーです

・家庭で安全に使える電気に変換

・電力会社に売れる電気に調整

・発電量の変動を安定化

ただし寿命は10~15年ほどで、交換費用は20万~30万円前後かかります

そのため長期的に見れば、ソーラーパネル設置のコストに大きく影響するポイントになります

・定期点検費用:1回あたり2万~5万円

家庭用のソーラーパネルには法律で定期点検の義務はないものの、メーカー保証や安全性のために4〜5年に一度の点検を受けるのが安心です

産業用は法律で定期点検が義務化されているため、家庭用と大きな違いがあります

・撤去費用(20~30年後):30~80万円

ソーラーパネルは寿命を迎えれば産業廃棄物として処理する必要がありますので、撤去&処分費用がかかります

つまり「設置して終わり」ではなく、長期的に見れば数百万円規模の支出になる可能性があります



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② 維持・撤去にかかるコスト



ソーラーパネルは半永久的に使えるわけではなく、経年劣化により発電効率は年々低下します

・パネル寿命:約25~30年

・パワーコンディショナー寿命:10~15年

・撤去費用:1㎡あたり3,000~5,000円(20~30坪屋根で50万円前後が目安)

将来撤去する場合、産業廃棄物として処理費用もかかり、自治体によっては補助制度がないケースも多いです



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③ 屋根への負担と保証の問題



ソーラーパネルを設置することで、以下のリスクが発生します

・屋根の破損リスク:設置工事の際に屋根瓦や防水シートを傷つける可能性

・雨漏りトラブル:取り付け部からの浸水

★屋根が破損したら?

屋根の破損や雨漏りの修理費用は、数万円〜200万円以上と幅広く、ソーラーパネルがあると撤去費用も加わりさらに高額になるリスクがあります

・住宅保証の対象外:ハウスメーカーの「屋根保証」が、ソーラーパネル設置後は対象外になる場合がある

つまり、「屋根を守るための保証が効かなくなる」ことがあり、万一の修繕費がすべて自己負担になる恐れがあります



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④売電収入の仕組みと現実



かつては「売電価格40円/kWh」と高単価で電力会社に売ることができましたが、現在は17円前後(2025年時点)まで下落しています

例:4kWシステムを設置した場合

・年間発電量:4,400kWh(地域や日照条件による)

・自家消費分:2,200kWh(電気代27円換算 → 約6万円節約)

・売電分:2,200kWh × 17円 ≒ 3.7万円

→ 合計のメリット:約 9.7万円/年



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⑤コストと収入の比較シミュレーション



・設置:120万円

・年間メリット:約10万円

・回収期間:12年

しかし、

・10~15年でパワーコンディショナー交換(約25万円)

・25~30年で撤去費用(約50万円)

を考慮すると、実質的にトータルで赤字になる可能性が高いのが現実です

特に、売電単価が下がり続ける中で「大幅な節約」や「投資的なリターン」は期待しづらい状況です



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⑥ソーラーパネルを設置する前に考えるべきこと



・設置費用と売電収入のバランスを試算する

・屋根の耐久性・保証の有無を確認する

・撤去費用を将来の支出として計算に入れる

・補助金や自治体の助成制度があるか調べる

「環境貢献」という価値を重視するなら設置する意義はありますが、節約や投資の観点だけで判断すると損をするリスクが大きいといえます



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⑦まとめ


ソーラーパネルは「電気代の節約になる」と思われがちですが、実際には高額な初期費用、メンテナンスコスト、撤去費用、屋根のリスクが存在します

さらに売電価格の下落により、投資的なメリットは限定的です

設置を検討する場合は、長期的な収支シミュレーションと住宅保証の確認を行い、「節約目的」ではなく「環境貢献目的」として考える方が現実的でしょう

今回の記事がソーラーパネルを設置する際の参考になれば幸いです

最後までお読み頂きありがとうございました!

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