自転車に乗る方に多くの地域で加入が義務づけられている自転車保険(個人賠償責任保険)
自転車に乗っていて事故を起こしてしまった場合、他人や本人の怪我の補償などを行う保険です
自転車事故は他人を傷つけてしまった場合、高額な損害賠償額になりますので損害保険で備えておかないと生活が破綻することになりかねません
そこで今回は自転車保険(個人賠償責任保険)について補償内容や保険料を徹底解説します
自転車に乗る方に参考となる内容となっておりますので、ぜひ最後までお読み下さい!
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ご了承下さいませ
①自転車保険の必要性

【高額な賠償責任のリスク】
1. 自転車事故で高額な損害賠償を命じられる事例が存在します
例えば、神戸地方裁判所の判決では、約9,520万円の損害賠償が命じられました
2. 損害賠償額には治療費、付添看護費、休業損害、逸失利益、慰謝料などが含まれ、高額になる可能性があります
【事故の現状】
1. 2023年の自転車関連事故件数は72,339件で、10年前と比べて減少しているものの、依然として多くの事故が発生しています
2. 自転車対歩行者の事故や自転車単独での事故が近年増加傾向にあります
【法的責任】
1. 自転車は道路交通法上、車両の一種(軽車両)とされ、事故を起こすと刑事上および民事上の責任が問われます
【自治体の動向】
1. 多くの自治体が自転車保険への加入を義務付けるか、努力義務としており、重要性が高まっています
【補償の範囲】
1. 自転車保険は、他人へのケガの補償だけでなく、自分自身のケガの補償も含まれる場合があり、加害者にも被害者にもなりうる自転車利用者にとって重要です
自転車保険は、経済的負担を軽減し、安心して自転車を利用するための重要な手段となっています
既存の保険(個人賠償責任保険など)で補償されているか確認し、必要に応じて適切な保険に加入することが推奨されます
②自転車保険と個人賠償保険の違い

結論、自転車保険でも個人賠償保険でも相手への補償は補償範囲です
その他の補償内容の違いについてみていきましょう
【補償範囲】
1. 自転車保険
・自分のケガへの補償(傷害保険)
・相手への損害賠償の補償(個人賠償責任保険)
両方がセットになっており、事故の相手と自分自身の双方を補償します
2. 個人賠償責任保険
・相手への損害賠償のみを補償
・自分自身のケガや損害は補償対象外
【適用範囲】
1. 自転車保険
・主に自転車関連の事故に特化
・自転車走行中の転倒や衝突による自身のケガも補償
2. 個人賠償責任保険
・日常生活全般での事故を幅広くカバー
・自転車事故以外の日常生活での賠償責任も補償(例:ペットによる事故)
【加入方法】
1. 自転車保険
・単独で加入可能な専用の保険商品として提供されることが多い
2. 個人賠償責任保険
・傷害保険、火災保険、自動車保険などの特約としてセットすることが一般的
【保険料】
個人賠償責任保険は、年間数千円程度で済むことが多く、比較的加入しやすい保険です
一方、自転車保険は補償内容によって保険料が変わりますが、個人賠償責任保険に比べて高くなる傾向があります
自転車利用者にとっては、自身のケガと相手への賠償の両方をカバーする自転車保険が、より包括的な補償を提供します
ただし、具体的な補償内容は保険会社やプランによって異なるため、加入前にすでに個人賠償保険が他の保険に付帯していないかどうか確認する必要があります
③自転車保険の補償内容

【個人賠償責任保険】
1. 他人へのケガや物損に対する補償
2. 法律上の損害賠償責任を負った場合に適用
3. 補償額は最大3億円程度まで設定可能
【傷害保険】
1. 自転車事故による自身のケガの補償
2. 通院・入院費用の補償
3. 死亡・後遺障害に対する保険金支払い
4. 一部の保険では自転車事故の場合、保険金が2倍になるケースもある
【その他の特徴】
1. 示談交渉サービスが付帯されていることが多い
2. 自転車ロードサービスが含まれるプランもある(バッテリー切れ、パンク等に対応)
3. 家族も補償対象となる場合がある
自転車保険は、個人賠償責任保険と傷害保険がセットになっており、事故の相手と自分自身の双方を補償する包括的な補償を提供します
④自転車保険のコスパの良いプラン

安価な自転車保険を提供している保険会社は以下の通りです
(2025年3月現在)
1. PayPayで保険料を支払える「あんしん自転車」(引受保険会社:損保ジャパン)
・個人型:年間1,680円(月額140円)
・家族型:年間2,400円(月額200円)
2. 楽天銀行ユーザー限定の自転車保険
・個人型:年間1,710円(月額約143円)
3. ZuttoRide セーフティライド会の「サイクルライド保険」
・会員限定:月額165円から
これらの保険は、個人賠償責任補償が1億円以上で、示談交渉サービスも含まれています
ただし、具体的な補償内容や条件は保険会社やプランによって異なるため、自身のニーズに合わせて選択することが重要です
なお、保険料は年齢や補償内容によって変動する可能性があるため、実際に加入する際は各保険会社の最新の情報を確認することをお勧めします
⑤まとめ

今回は自転車保険の補償内容や保険料を徹底解説というテーマでお話させて頂きました
自転車保険や個人賠償責任保険は自転車になる方にとって必要不可欠な保険ですが、比較的低料金で加入することができます
特に個人賠償責任保険はクレジットカードや火災保険などに付帯されている可能性がございますので、すでに加入されていないか確認されてから新たな保険への加入を検討れることをおすすめします
また、自身の傷害の部分は健康保険や高額療養費制度の対象になりますので、通常の医療費積立などで対応することもできます
今回の記事が家計管理の参考になれば幸いです
最後までお読み頂きありがとうございました!
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