クレジットカードは大多数の方が利用されているかと思います
クレジットカードの支払い方法は一括払いや分割払い、リボ払いなどがあります
その中でも今回は使い方を誤ると大変危険なリボ払いの仕組みについてお話したいと思います
この記事を読むことによりリボ払いの仕組みについて理解ができるようになり、生涯役立つ知識を身につけることができますので、ぜひ最後までお読み下さい!
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ご了承下さい
①リボ払いの仕組み

リボ払いでは、毎月の支払い額をあらかじめ設定し、その金額を毎月支払います
利用金額や件数にかかわらず、設定した金額を支払い続けるため、月々の支払い額が一定になります
ただ、実質年率が高金利のため毎月の支払額の中身が利息の支払いばかりになってしまい
返済がなかなか終わらず、総支払額がとんでもない金額になることもあります
リボ払いの仕組みを詳しく解説していきます
②リボ払いの支払い方式

リボ払いには主に以下の3つの支払い方式があります
1. 定額方式
毎月一定の金額を支払う方式です
元金定額方式と元利定額方式があります
【元金均等方式】
元金均等方式は、毎月の返済額のうち元金部分が一定で、利息がその都度加算される方式です
・毎月返済する元金の額が一定です
・残高に応じて利息が変動するため、毎月の返済額は異なります
・返済初期は残高が多いため、利息も多くなり、返済額が大きくなります。
【元利均等方式】
元利均等方式は、元金と利息を合わせた毎月の返済額が一定になる方式です
・元金と利息を合わせた返済額が毎月一定です
・返済初期は利息の割合が大きく、元金の減りが遅いですが、返済が進むにつれて元金の割合が増えていきます
例えば、毎月1万円を返済する場合の違いを見てみましょう
元金均等方式
元金が一定(例えば10,000円)で、利息が加算されます
利息が1,000円の場合、返済額は11,000円になります
元利均等方式
毎月の返済額が一定(1万円)で、利息が1,000円の場合、元金は9,000円減ります
2. 定率方式
利用残高に対して一定の割合(定率)を掛けて毎月の支払い金額を計算する方法です
例えば、利用残高が10万円で定率が5%の場合、初月の支払い金額は5,000円(10万円 × 5%)+手数料となります
次月は、残高が減少するため、例えば9万5,000円に対して5%を掛けた4,750円+手数料を支払うことになります
この方式の特徴は、利用残高が多いと毎月の支払い金額も大きくなり、利用残高が減るにつれて支払い金額も減っていく点です
これにより、支払いが進むにつれて負担が軽減される一方で、毎月の支払い金額が少ないと支払い期間が延び、手数料が増える可能性があります
3. 残高スライド方式
利用残高に応じて毎月の支払い金額が変動する方式です
具体的には、利用残高が一定の範囲内にある場合、その範囲に応じた支払い金額が設定されます
例えば、以下のような設定が一般的です
・利用残高が10万円以下の場合:
毎月の支払い金額は1万円
・利用残高が10万円超~20万円以下の場合:毎月の支払い金額は2万円
・利用残高が20万円超~30万円以下の場合:毎月の支払い金額は3万円
この方式のメリットは、利用残高が減るにつれて毎月の支払い金額も減少するため、支払いが進むにつれて負担が軽減される点です
一方で、毎月の支払い金額が少ないと支払い期間が延び、手数料が増える可能性があります

米国株式のインデックス運用でも期待リターンは良くても7~9%です
投資をしているとリボ払いの金利がいかに高金利かが理解できると思います
複利は味方につけると大変心強い存在ですが、マイナスに働くと破滅します
金利を甘く見てはいけませんね
③リボ払いはサラ金並みの高金利

リボ払いの金利はクレジットカード会社や消費者金融系のカードローンによって異なりますが
実質年率は15~18%とかなり高金利です
リボ払いは毎月設定した一定額を支払っていく方法ですが、前述のように利用額が大きくなるにつれて毎月の支払額の中身が利息ばかりになり、元金がなかなか減らず長期にわたって金利ばかりを支払うことになります
④クレジットカードの自動リボ設定に注意!

クレジットカード会社にとってリボ払いは年率15~18%とかなり儲かる仕組みです
ですので、リボ払いにするとポイントを多めに付与するキャンペーンを開催していたり
なかには店頭で一括払いで支払いをしても支払いの全てを自動でリボ払いに変更される
自動リボ設定なるものが存在します
クレジットカード発行の時にレ点一つで設定されていたり、気づいていない方もおられるので
ぜひカードの利用状況を定期的にチェックして下さい

自動リボ設定はらくらくリボなど名称を変えて気軽に設定ができるように工夫されています
カード発行時に気づかず申し込み欄にチェックが入っている場合もありますので
よく確認をするようにして下さい
私は最近管理がしやすくなるように、クレジットカード自体の枚数を減らしました
⑤すでにリボ払いを利用しているなら一刻も早く返済を!

前述のようにリボ払いはサラ金並みに高金利の借金です
恐ろしく高金利で利用額が大きくなればなるほど、返済期間が長期になればなるほど
支払い総額は高額になります
すでにリボ払いを利用されている方は節約し、副業したりして一刻も早く返済して下さい
リボ払いやカードローンを利用している家計状況では資産形成は夢のまた夢です
まずは借金返済して、健全な家計作りから取り組みましょう
⑥まとめ

今回は【絶対に使ってはいけない!】サラ金と同等の高金利なリボ払い~地獄の仕組み~
というテーマでお話させて頂きました
リボ払いは仕組みを理解せずに安易な考えで使ってしまうと気づいた時には首が回らないほど
返済に苦しむことになります
近年では成人年齢が引き下げられたことにより、若年層の多重債務者も増えています
知識があればこういったことも未然に防ぐことができます
この記事が少しでも参考になれば幸いです
最後までお読み頂きありがとうございました!
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