エアコンフル稼働の暑い夏がやってきました!
在宅時間の長くなる、夏休みも控えています
エネルギー価格の高騰で、値上がりを続けている電気代に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、電力会社を見直して電気代を抑える方法をご紹介したいと思います
①新電力と旧電力の違いとは
新電力と旧電力の違い
- 新電力(しんでんりょく)は、電力自由化以降に新規参入した小売電気事業者(電力会社)のことです
かつては大手電力会社10社が独占していましたが、2000年から電力の小売自由化が進められ、2016年に完全自由化されたことで、民間企業が新規参入できるようになりました
新電力は発電設備を所有せず、JEPX(日本卸電力取引所)から電気を仕入れて消費者に供給しています - 旧電力(きゅうでんりょく)は、電力自由化より前から存在する電力会社のことを指します
これに対して、新電力は電力自由化後に認可された小売電気事業者を指します
旧電力は発電所を保有する義務がありますが、新電力は発電設備を所有していないことが一つの違いです
新電力にはCO2を排出しない電力プランや、複数エリアの契約を一本化できるメリットもあります
②電気代が高額に!?市場連動型のワナとは
多くの方が利用している大手電力会社の料金メニューは「従量電灯型」と呼ばれるもので、基本料金と使用した電力量によって電気料金が変わるプランです。そしてその電気の単価は固定されており、電力会社のプランに変更がない限り、単価が変わることはありません
それに対して「市場連動型」料金メニューは、電気料金の単価が市場価格と連動して変動するプランです
「市場連動型」のプランは、「一般社団法人 日本卸電力取引所(JEPX)」という国内唯一の会員制電力取引市場から電力を仕入れており、電気の需要と供給の状況によって価格が変動します
この変動する電気料金の取引価格を「市場価格」と呼びます
市場連動型の電力会社を選んでしまうと市場価格によっては、かなり割高になってしまう場合があります
③料金プランを比較する際の注意点
まずは今、契約中の電力会社の検針票を用意して他の電力会社と比較してみましょう
ここでも一括見積サイトが手間がかからず便利です
電気・ガスの見直しサイト
一括見積サイトを利用すると節約金額順などでランキング表示されますが、最安値を選べばよいか
というとそうではありません
比較検討する際は以下の点に注意してください
・市場連動型であること
前項で触れたように、市場連動型であれば市場価格によっては割高になってしまう場合があります
エネルギー価格が高騰している今は、単価固定制の方が安心といえるでしょう
・契約解除料がかかる場合がある
基本料金などは安くても、契約解除料などの事務手数料がかかってしまう場合があります
・サイト限定特典利用で割安になっている場合がある
一括見積サイトなどを利用するとそのサイト独自の限定特典がある場合があります
肝心の基本料金や従量料金が安ければ良いのですが、特典のみで料金が下がっている場合は
注意が必要です
一時期は新電力に切り替えていた我が家ですが、現在は単価固定制の旧電力に変えています
プランは従量電灯Bというプランで燃料費調整額の上限もあるプランです
電力会社によっては口座振替割引等がある場合があります
まとめ
今回は、電力会社を見直して毎月の電気代を安くする方法をご紹介しました
適切な電力会社&プランを選択することにより電気代を抑えることができます
電気代の日々の節約術も大切ですが、まずは無理なく始められる電力会社の見直しから
取り組んでみて下さい
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