自己破産するとどうなる?家・車・仕事への影響を徹底解説

自己破産
スポンサーリンク



借金が返せない…

そんな状況に追い込まれたとき、「自己破産」が頭をよぎる方も多いでしょう

ですが、「自己破産=人生の終わり」といった誤解も多く、不安から正しい情報を得られずに苦しんでいる人も少なくありません

そこで今回は、自己破産をすると実際に何が起きるのかを、特に「家・車・仕事」など生活への影響にフォーカスしてわかりやすく解説します

知識として知っておいて損はない内容となっておりますので、ぜひ最後までお読み下さい!

★このページには一部プロモーションが含まれております

ご了承下さいませ

いつもワンクリック応援ありがとうございます♪

にほんブログ村 その他生活ブログ FIRE(30代)へ
にほんブログ村



ブログランキング・にほんブログ村へ
スポンサーリンク

① 自己破産とは?その基本をわかりやすく解説



自己破産とは、裁判所に申立てを行い、借金を法的に帳消しにしてもらう制度です

借金の返済が不可能な場合に、最低限の生活を守ることを目的とした救済措置とされています

・手続きは地方裁判所を通じて行われる

・借金は原則すべて免除される(非免責債権を除く)

・財産がある場合は換価され、債権者に分配される

・最終的に「免責許可決定」が出れば借金は0になる



ブログランキング・にほんブログ村へ

②自己破産をするとどのような影響がある?


実際に自己破産をすると日常生活にどのような影響があるのでしょうか?
以下にまとめました

項目 内容
家(持ち家)原則売却(ローンが残っていれば競売の可能性)
資産価値がある場合は処分対象
仕事・職業制限 一部資格職に制限あり(免責決定までの期間)
クレジットカード強制解約され、以後一定期間利用不可   
家族への影響 連帯保証人でない限り直接的な影響なし
ブラックリスト 約5~10年間、信用情報に記録される


それでは、日常生活に特に大きな影響を与える、家、車、仕事の3つについて詳しく見ていきましょう

(1)家(住宅)への影響

自己破産をすると、持ち家は原則として手放す必要があります

【ローン付きの家の場合】

住宅ローンが残っていると、債権者(金融機関)が担保権を行使し、競売にかけられる可能性があります

【ローン完済済みの家】

ローンがなくても、一定額以上の資産(東京地裁の場合は20万円超)は処分の対象になるため、売却して現金化される可能性が高いです

【賃貸住宅の場合】

賃貸物件であれば、そのまま住み続けることが可能です

ただし家賃滞納がある場合は、退去を求められることもあるため注意が必要です

(2)車への影響

車も資産として扱われ、一定の価値がある場合は原則として処分されます

・ローン付きの車:ローン会社が引き上げることが多い

・資産価値のある車(概ね20万円以上):売却対象

・古い軽自動車など資産価値が低い車:処分されずに残ることもある

通勤などで車が必須の場合は、裁判所や破産管財人に申し出ることで、特例的に残せるケースもあります(生活維持の必要性が認められた場合)

(3)仕事・就職への影響

一般的な会社員やアルバイトには原則として影響はありません

しかし、以下のような資格職には一時的な制限がかかる点に注意が必要です

【 一時的に制限される職業(免責決定まで)】

・弁護士・司法書士・税理士などの士業

・保険募集人

・警備員

・宅地建物取引士(宅建士)

免責決定後は、職業制限は解除され、再び資格を使うことが可能になります


ブログランキング・にほんブログ村へ

③家族や周囲に知られるのか?



自己破産をしても、原則として家族や勤務先に通知が行くことはありません

ただし、以下のケースでは間接的に知られる可能性があります

・連帯保証人が家族の場合(請求が家族に行く)

・家族名義の財産を勝手に処分しようとした場合

・官報に公告されるため、意図的に調べられたらわかる

一般的に、周囲にバレるリスクは非常に低いです



ブログランキング・にほんブログ村へ

④自己破産後の生活はどうなる?



自己破産後は、借金が免除されることで経済的な再出発が可能になります

ただし、一定期間は以下のような制約があります

・クレジットカードが使えない

・新たな借入ができない(信用情報に事故登録)

・ローンや分割払いが組めない

・保証人になれない

これらは通常、5年〜10年で回復します



ブログランキング・にほんブログ村へ

⑤自己破産を避ける方法はある?



自己破産は最後の手段です。

その前に以下の選択肢を検討することも可能です

【任意整理】

任意整理とは、借金を整理するための債務整理手続きの一つで、裁判所を通さずに債権者(貸金業者など)と直接交渉し、将来利息のカットや返済期間の見直しを行う方法です

元金は基本的に減りませんが、利息や遅延損害金が免除されるケースが多く、毎月の返済負担が軽減されるのが特徴です

手続きは主に弁護士や司法書士が代行し、受任通知を出すことで債権者からの取立てが止まります

その後、返済可能な額を基に和解交渉を行い、通常3~5年で完済する計画を立てます

ブラックリスト(信用情報)には5年間ほど記録が残るため、新たな借入やクレジットカードの利用は制限されます

任意整理は自己破産や個人再生と比べて手続きが簡単で、家や車を手放さずに済む点がメリットですただし、借金の元本が大きすぎると完済が難しくなるため、事前の収支確認と専門家への相談が重要です

【個人再生】

個人再生とは、裁判所を通じて借金を大幅に減額し、原則3~5年で分割返済する債務整理手続きの一つです

住宅ローンを抱えていても自宅を手放さずに済む「住宅ローン特則」が利用できるため、持ち家を守りながら借金問題を解決したい人に向いています

借金の総額が5,000万円以下で、継続的な収入があることが主な条件です

減額後の返済額は法律で定められており、例えば借金が500万円なら100万円程度まで圧縮される可能性があります

手続きには申立書や家計簿、財産目録など多くの書類が必要で、弁護士や司法書士のサポートを受けるのが一般的です

個人再生が認可されると、減額された借金を返済すれば残りは免除されます

ただし、信用情報には約5~10年記録が残り、ローンやクレジットの利用が制限されます

自己破産に比べて財産を維持しやすい反面、手続きが複雑で時間がかかる点に注意が必要です

【 特定調停】

特定調停とは、簡易裁判所を通じて借金の返済条件を見直す債務整理手続きの一つで、債権者と債務者の間に調停委員が入り、公正な立場で和解を目指す制度です

裁判所を利用する点では任意整理と異なりますが、自己破産のように財産を処分する必要はなく、比較的柔軟な解決が可能です

調停の対象は主に消費者金融やクレジットカード会社などで、利息や遅延損害金の免除、毎月の返済額や期間の調整が行われます

調停が成立すれば、合意内容に基づいて返済を続けることになり、履行すれば残りの借金が免除される場合もあります

費用は数千円程度と安く、手続きも自分で行うことが可能ですが、書類の作成や交渉には一定の知識が必要なため、専門家に相談するのも有効です

信用情報には約5年間登録され、クレジット利用に制限が生じます

特定調停は、自己破産を避けつつ法的な枠組みで借金問題を解決したい人に適した選択肢です



ブログランキング・にほんブログ村へ

⑥まとめ



自己破産は、生活の再建を目的とした法的手続きであり、人生の終わりではありません

家や車、仕事への影響はありますが、必ずしもすべてを失うわけではなく、正しく準備すれば負担を最小限に抑えることも可能です

大切なのは、ひとりで抱え込まず、専門家に早めに相談すること

あなたの状況に最も合った解決策が、きっと見つかるはずです

今回の記事がお役に立てば幸いです

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

↓↓ぜひお友達になって下さい!

つもりボンビーのススメ - にほんブログ村

いつもワンクリック応援ありがとうございます♪

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました