なぜ住宅ローン破綻は起きる?家は本当に資産なのか徹底解説!

住宅ローン
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皆様は持ち家にお住まいでしょうか?

すでに持ち家を購入された方、夢のマイホーム購入を目標に貯蓄に励まれている方も多いと思います

そんな希望に満ちたマイホーム購入ですが、一定の割合の方が住宅ローンの返済に困窮する事態となっています

その現状と知っておくべき知識について解説させて頂きます

「自分には住宅ローン破綻なんて関係ないよ」とお考えになるかもしれませんが、長い人生不測の事態が起きないとも限りません

これから住宅購入を検討されている方やもうすでに購入された方にも、住宅ローン破綻を回避する上で大切な内容となっておりますので、ぜひ最後までお読み下さい!

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①住宅ローン破綻の現状と増加傾向



【現状の破綻率】

住宅金融支援機構の統計によると、2020年度のリスク管理債権の割合は約3.17%でした

これは、住宅ローンを利用している100人のうち約3人が返済に困難を抱えていることを示しています

【増加傾向】

2025年現在、住宅ローン破綻は再び増加の兆しを見せています

1. 変動金利の上昇: 2025年4月に金利が見直され、7月頃から返済額に反映されることで、2025年夏以降に住宅ローン破綻が急増する可能性があります

2. 経済状況の変化: 新型コロナウイルスの影響による収入減少が長期化しています

2023年度までの新型コロナウイルス感染症に伴う返済方法変更の承認実績は、累計20,004件に達しています

3. 自然災害の影響: 気候変動に伴う自然災害の頻発化により、災害復興住宅融資の利用が増加しています

4. 40代・50代での破綻増加: この年代での破綻が目立って増えています

主な原因として、フルローンでの借り入れやボーナス払いへの過度な依存が挙げられます

【破綻の主な原因】

1. 収入の減少: 失業、転職、病気や怪我などによる収入減少が最も一般的な原因です

2. 無理な返済計画: 将来のライフイベントや経済状況の変化を十分に考慮しない返済計画も破綻の大きな原因となっています

3. 金利の上昇: 特に変動金利ローンを組んでいる場合、金利上昇により返済額が増加するリスクがあります

4. 家族構成の変化: 子供の教育費や親の介護など、予期せぬ支出増加も破綻の原因となります

住宅ローン破綻は決して珍しい問題ではなく、経済状況の変化や個人の生活環境の変化によって増加傾向にあります
特に2025年夏以降は、変動金利の上昇により破綻リスクが高まると予想されています
適切な返済計画の立案と、将来を見据えた財務管理が重要となっています



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② 家は本当に資産なのか?



【資産の定義】

一般的な資産の定義は「お金を生むもの」または「常に価値が上がり続けるもの」です

分かりやすいものでは人に貸し出した住宅からの家賃収入や都市部の一等地で値上がりしたマンションの売却益などがこれにあたります

【資産の役割】

・収益をもたらす

資産は将来、売却や使用によって収益をもたらします

逆に購入した価格よりも値下がりするものは資産とは言えません

・価値が上がる可能性

不動産や株式などは、時間がたつと価値が上がることがあります

・生活の安定

収益のある資産を持つことで、定期収入や売却益を得ることができるので生活の安定感が増します

【家が負債になるリスク】

家が負債になりうるリスクには、以下のような要因があります

1. 住宅ローンの負担

住宅ローンを組んで家を購入した場合、長期的な返済義務が生じますこれは大きな金銭的負担となり、返済が滞ると家を失うリスクがあります

2. 維持費・固定資産税

家の所有には継続的な支出が伴います

修繕費、管理費、固定資産税などの費用が定期的にかかり、これらが家計を圧迫する可能性があります

3. 資産価値の下落

不動産市場の変動により、購入時よりも家の価値が下がるリスクがあります

特に少子高齢化が進む日本では、将来的な価値下落が懸念されています

4. 流動性の低さ

不動産は現金化が難しい資産です急に資金が必要になった場合、すぐに売却することが困難な場合があります

5. 災害リスク

地震などの災害で家が倒壊しても、住宅ローンは残ります
万が一のことが起こった場合、大きな負債となる可能性があります
また、火災保険は再調達価格で補償されますが、地震保険は生活再建資金としての少額の保険金しか下りないことがほとんどで、住宅再建するには保険金では不十分です
地震保険については下記記事で詳しく解説していますので、参考にして下さい

6. 空き家問題

将来的に空き家になっても、固定資産税などの支払いは続きます
これは経済的負担となります


資産の定義で考えれば、住宅が資産になるには価格の上昇が見込めるエリアで購入しなければ住宅を資産とするのは厳しいです

少子高齢化の日本で空き家問題が深刻化するなか、特に地方の物件は値下がりは避けられないでしょう



アナ
アナ

私は持ち家派なのですが、中古物件が大好きの変態です(笑)
以前から不動産情報を見るのが好きで、自分で修繕などをDIYするのが夢でした
なので、自宅は自分たちで修繕できるところは自分でやっています
中古物件もクロスや水回りをきれいにすれば、かなり快適に住めるようになりますので、ぜひ選択肢に入れて頂きたいなと思います

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③住宅ローン破綻を防ぐための対策



住宅ローン破綻を防ぐためには、以下の対策が効果的です

(1)余裕のある返済計画を立てる

収入の減少や支出の増加などを考慮し、返済計画にゆとりを持たせましょう
一般的に、返済比率は20~25%が無理なく返済しやすいとされていますが、これは可処分所得(手取り)で考えボーナス払いは避けましょう

(2)家計の見直し

収入と支出を徹底的に洗い出し、無駄な支出を削減します
固定費(住宅、車、保険、通信費)などの見直しから行いましょう

(3)固定金利でローンを組む

金利の変動リスクを避けるため、固定金利を選択することで、将来の返済額の予測が立てやすくなります
変動金利は借入時に金利が一番低いですが、金利上昇リスクがありますので資金に余裕のない人は固定金利を選択しましょう

(4)ボーナス返済は避ける

ボーナスの支給額が減少したり、なくなったりした場合の負担を考慮し、毎月の返済に集中することをおすすめします

(5)繰り上げ返済を活用する

余裕がある時に繰り上げ返済をすることで、総返済額を減らすことができます
繰り上げ返済をする際は、生活防衛費や数年以内に使用する予定のお金は返済に回さずに預金しておいて下さい

(6)早めに金融機関に相談する

万が一返済が困難になりそうな場合は、早めに金融機関に相談しリスケジュールなどの対応を検討しましょう
相談が遅れ滞納してしまうと最悪の場合、差し押さえになってしまいます

(7)定年前にローンが終わるよう計画する

収入が減少する定年後のリスクを避けるため、できるだけ定年前にローンを完済する計画を立てましょう
この際、退職金を当てにしないことです
退職金は大手企業でも年々減額しています
定年前に完済できない場合は繰り上げ返済をして、期間を短縮しましょう



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④まとめ



今回は「なぜ住宅ローン破綻は起きる?家は本当に資産なのか徹底解説!」というテーマでお話させて頂きました

住宅は人生の5大支出の一つで、人生で一番大きな金額のお買物になります

理想の住まいに憧れるお気持ちはとても大切ですが、家族が幸せに暮らしていくには経済的な面もシビアに考える必要があります

「住宅は資産になる」というのは住宅価格が右肩下がりになることが多い日本では、安易に考えては危険です

今一度、持ち家ではなく賃貸に住めないか?中古住宅の選択肢は持てないか?検討してみるのをおすすめ致します

今回の記事がマイホームを検討する際の参考になれば幸いです

最後までお読み頂きありがとうございました!

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