FIREは「Financial Independence, Retire Early」の略称で、「経済的自立と早期退職」を意味します
アメリカ発祥のFIREは近年、日本でも注目されてきました
そんな憧れのFIRE生活はどのくらいの資産があれば可能なのか?
実は数種類あるFIREについて、ライフスタイルに合わせた選択ができるようご紹介していきたいと思います
ご自身のライフスタイルにはどのようなFIREスタイルが合うか?考えながらお読み頂ければと思います
ぜひ最後までお読み下さい!
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ご了承下さいませ
①FIREとは

FIREは「Financial Independence, Retire Early」の略で、「経済的自立と早期退職」を意味するライフスタイルおよびムーブメントです以下にFIREの主要な特徴を詳しく説明します
【概要と起源】
・FIREは2010年代からアメリカで注目を集め始め、その後欧州や日本にも広がりました
・特にミレニアル世代を中心に人気が高まり、ブログやポッドキャスト、オンラインフォーラムなどで情報が共有されています
【FIREの目標と方法】
(1)経済的自立
・労働所得に頼らず、不労所得だけで生活できる状態を目指します
・一般的に、年間生活費の25倍以上の資産を貯める目標を設定します
(2)早期退職
・標準的な退職年齢よりも数十年早く退職することを目指します
・40〜50代での退職を目標とする人が多いです
②FIREの種類

FIREには主に以下の種類があります
1. ファットFIRE (Fat FIRE)
・基本生活費のみでなく、遊興費なども資産収入で賄おうとするFIREスタイルで、最も多くの資産を必要とするFIRE
・早期退職後も贅沢な生活を送ることができる
2. リーンFIRE (Lean FIRE)
・節約を重視し、最小限の支出で生活するため、質素倹約の生活になります
・ミニマリストのライフスタイルに近いもので、質素倹約のシンプルなライフスタイルが苦痛でない方に向いている
3. サイドFIRE (Side FIRE)
・資産運用収入と副業や個人事業主としての収入を組み合わせるため、資産収入のみに依存しないので用意しなければならない金融資産額がフルFIREと比べて約半分ほどでよくなります
・完全な退職ではないため、好きな仕事を継続したり、週に数日だけ働くなど、柔軟な働き方を実現できます
4. バリスタFIRE (Barista FIRE)
・サイドFIREに似ているがサイドFIREは個人事業に対して、バリスタFIREは主にパートタイムやアルバイトで働きます
・近年は非正規雇用でも社会保険加入へのハードルが下がってきており、医療保険などの福利厚生を維持できる場合は家族がいる場合、扶養にいれることが可能になります
5. コーストFIRE (Coast FIRE)
・コーストFIREは仕事を続ける事が前提で、将来の老後資金を確保し終わった状態の事を指しますので、もう老後資金の心配はなくなり今の生活を楽しめるメリットがあります
・仕事を続けているので、収入を使い切り現在を楽しむも良し、ゆったりと投資を続けながらその他のFIREを目指すことも可能です

私は少し働きながら自由な生活を楽しめるサイドFIREやバリスタFIREが好みです
個人的にはコーストFIREはFI(経済的自立)を達成していない事を考えるとFIREと呼べるのかは疑問ですが…
老後の不安がなくなるのは良いことですね♪
③FIREを達成するためのロードマップ

FIREを達成するための具体的な方法は以下の通りです
(1) 目標設定と計画
・自分にとってのFIREの意味を明確にし、理想的な生活スタイルを定義する
・年間支出予想額の25~30倍を貯蓄または投資の目標額として設定する
・目標額を毎月、毎週、毎日の貯蓄目標に細分化する
(2) 支出管理と節約
・収入以下の金額で生活し、積極的に貯蓄と投資を行う
・住居費、交通費、食費など主要な支出項目を見直し、削減を図る
・現在の支出を洗い出し、将来の生活スタイルに合わせて必要経費を計算する
(3) 収入増加と資産形成
・本業以外の副収入源を確立する(例:せどり、ブログ運営、動画制作、WEBライター)
・時間を「面」で捉え、給与所得と並行して不動産投資や株式投資などで資産を増やす
・生活防衛費を確保した上で、投資への拠出を最大限に行う
(4)投資戦略
・4%ルールを基に、年利4%の運用益で生活費を賄えるよう投資を行う
・多様な投資手段を活用し、リスク分散を図る
・長期的視点で投資を継続し、複利効果を最大限に活用する
(5) 負債管理
・有利子負債の返済を進め、可能であれば住宅ローンの早期返済も目指す(投資上級者であれば、低金利の住宅ローンを借りたまま資産形成していくことも可能です)
・不要な借入れを避け、健全な財務状態を維持する
(6)スキル向上と継続的な学習
・書籍やYoutubeなどで資産形成や資産運用のスキルを磨く
・経済動向や投資戦略に関する知識を常にアップデートする
(7)バックアッププランの準備
・予期せぬ出費や経済状況の変化に備え、緊急資金を確保する(生活防衛費)
・株式や債券、不動産所得など、複数の収入源を持つことでリスクを分散する
FIREの達成には長期的な視点と継続的な努力が必要です
自己規律を保ちながら、これらの方法を組み合わせて実践することが重要です

極貧家庭出身の私は、とにかく働いて質素倹約で過ごしました
周囲からは仙人と言われることもしばしばありましたが…(笑)
結婚してパートナーと共に全速力でお金持ちピラミッドを駆け上がってきました
使える方法はなんでも試しましたし、副業も懸命に取り組みました
努力すれば誰でもFIは達成可能です!
④サイドFIREのモデルケース

・世帯年収500万円の30代夫婦が55歳でサイドFIREを目指す場合
30代夫婦が55歳でサイドFIREを目指すモデルケースを考えてみましょう
以下は、世帯年収500万円の30代夫婦が55歳でサイドFIREを達成するための具体的なプランです
【現在の状況】
・夫34歳、妻32歳
・世帯年収:500万円
・子ども:1人(3歳)
・現在の貯蓄:300万円
・投資経験:なし
【目標】
55歳でサイドFIRE達成(週3日程度の勤務で生活できる状態)
【資産形成計画】
1. 必要資金の算出
・55歳以降の年間生活費:300万円(月25万円)
・サイドFIREに必要な資産:300万円 × 12.5 = 3,750万円
2. 投資計画
・毎月の投資額:5万円
・投資期間:21年(55歳まで)
・想定年利回り:5%
・55歳時点の資産:約2,300万円
3. 追加の資産形成
・不足額:3,750万円 – 2,300万円 = 1,450万円
・ボーナスや副業収入から年間20万円を追加投資
【具体的な行動計画】
1. 支出の見直し
・固定費の削減(家賃の見直し、車関係の見直し、携帯電話プラン見直し、不要な保険の解約など)
・食費の節約(外食や中食が多いなら自炊増加、業務用の冷食やふるさと納税の活用など)
・不要なサブスクの見直し
2. 収入増加策
・夫:副業としてウェブデザインを学び、月1-2万円の収入を目指す
・妻:子育てが落ち着いたら、パートタイムで就労(年収100万円程度)
3. 投資戦略
・新NISAを活用し、インデックス投資信託へ毎月5万円投資
・iDeCoに加入し、税制優遇を受けながら資産形成
4. スキルアップ
オンライン講座や資格取得で、将来のサイドビジネスの基盤を作る
5. 定期的な見直し
・半年ごとに家計と投資状況をチェック
・年1回、長期目標の進捗を確認し、必要に応じて計画を調整
【55歳以降のサイドFIRE生活】
・週3日程度の勤務で年収200万円を確保
・構築した資産3,750万円から年間150万円(4%ルール)を月々に割って引き出し
・合計年収350万円で生活
あくまでもシュミレーションではありますが、このプランを実行することで、30代のご夫婦が55歳でサイドFIREを達成できる可能性が高まります
ただし、インフレ(株式資産はインフレに強い資産クラスではありますが)や予期せぬ出費に備えて、柔軟に計画を調整することが重要です
また、サイドFIRE後も資産運用を継続し、より安定した財政基盤を築くことが望ましいでしょう
⑤まとめ

今回は様々なライフスタイルに合わせたFIREについて、違いや目指す場合のロードマップについてお話させて頂きました
ライフスタイルに合わせたFIREのスタイルを取り入れることで、より自分らしく自由な人生を歩めるのではないかと思っております
FIREを目指すと人生が変わります
早期リタイアをするか仕事を続けるかは人それぞれですが、FI(経済的自立)を達成すると人生の選択肢が増え、夢や目標にも取り組みやすくなるでしょう
今回の記事がFIREに関心がある皆様の参考になれば幸いです
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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